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モリシタダテハゼ

紫のアイシャドーが粋な御三家

左から、シコンハタタテハゼ・ハタタテハゼ・アケボノハゼでございます。
ともに生息環境は、岩礁またはサンゴ礁に隣接する転石まじりの砂礫です。

シコンハタタテハゼ
ハタタテハゼ
アケボノハゼ

流派?があるのか、水深によって棲み分けをしているようで、
浅い順に見られるのが
ハタタテ(画像真ん中)・シコン(画像一番左)・アケボノ(画像一番右)となっております。

シコンハタタテハゼ は、(学名のヘルフリッチの方が有名)個体数が他の海域より国内としては豊富なせいか
深度的イレギュラー個体が20m前後で頻繁に観察されるようになり、
繁忙期など「一日で何度ストロボを浴びるんだろう?」といった個体もいて、
サングラスをしているヤツも…

それでも嫌な顔一つせず、ダイバー相手に「ケツフリチ」と愛嬌を振りまいている。

このケツフリッチは、96年に小笠原の個体からシコンハタタテハゼとなりました。